ドイツ旅行13 ザクセン復興へのパワーにうるうる マイセン・タイルの王者の行進も
2011年3月18日 ドイツ7日目 ドレスデン2日目
ドレスデンに来たかった目的の一つ「王者の行進」を見に行く。「君主の行進」がポピュラーな翻訳だが、
オリジナルの絵画は「選帝侯たちの行進」 その前は「騎士の行進」と呼ばれた。
壁画に登場する為政者たちのタイトルは 「辺境伯」「大公」「選帝侯」「国王」たち。
前日立ち寄ったマイセン陶窯で焼かれた、マイセンのタイルの壁画。
1876年に書かれたオリジナルの壁画がいたんできたため、1907年にマイセンのタイルによる壁画が作られた。
第二次世界大戦終盤、1945年2月。
ドレスデンの中心部は連合軍の空爆を受けて黒こげの瓦礫の山と化すのだが
この壁画は、ほぼ完ぺきな姿で残った。マイセンの陶器は、
元々1200℃以上の高温で焼きしめられるため、熱に強いという証拠。
ドレスデン宮・宝物殿を見学する。 ここでは勿論、撮影不可。
大きい荷物はロッカーにコートや傘はクロークに預けてねと言われる。
日本語のイヤホンガイドの解説を聞きながら、絢爛豪華な展示品や歴史の名品を見て歩く。
自分のペースで歩けるので、その気になったら、1日じゅうでも見ていられる。
展示物そのものより、展示品を入れるガラスのケースに驚いた。
そっと触れてみると確かにガラスがあるのだが、
言われないと 目を近づけようとして、おでこをケースにぶつけてしまいそう。
完全に透明で、ガラスへの 写りこみ、いわゆる光幕反射が無い。
ドイツの「もの作り」の技術もすばらしいのね、と今さらながらに驚く。
「ものづくり」と言えば、世界最大のパズル と言われ2006年に完成した
「フラウエン教会を含む、ドレスデンの歴史的建造物の復旧」にかけた、民族の根気と熱意には頭が下がる。

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修復前 修復後
(1952年の写真 絵ハガキ 瓦礫の破片つき) 日経BPコンサルティング 旅名人ブックス
KUNSTVERKAG BRUCK&SOHN 社製 「ベルリン・ドレスデン」
ISBN978-4-901823-36-4 より転載
修復前の姿を見てしまうと、
「これをイチから建て直すのではなく、パズルのように瓦礫に番号をつけ、
コンピュータ解析までして、瓦礫の再利用をした」という心意気に
直前、日本での震災被害の様子の記憶も重なり、思わず うるっとなってしまった。
モニュメントとして、↑このような壁の一部が 意識的に残され
戦争の悲惨さ、無駄さ を語りかけている。
絢爛豪華なザクセンの「ありし日の栄華のお宝」と 再建された戦争の跡とを見比べ
胸はいっぱいだが おなかは正直。
引き続き、ザクセンの あつあつ豆スープと 地ビールの報告。
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こんにちわぁ。
私もドレスデン行きましたよ。『君主の行列』圧巻でした!
1枚1枚がマイセンの磁器と聞いて、『ほえぇぇ~』とびっくりしたものです。
フラウエン教会もとても素敵でした。修復前の状況は今回初めて知りました。
すっかり修復されて、昔のものを大切にする気持ち、技術の高さに敬服です。
今日(15日)UPされたお料理も美味しそうですね。
ツアーでは口にできないお料理をたくさん紹介していただいて、ありがとうございます。
投稿: とも | 2011年4月15日 (金) 12時45分
>ともさん
ご紹介した 「フラウエン教会の修復前の写真とガレキのカケラ」の絵ハガキは
王宮のギフトショップで買いました。 寄付付きで 3.7ユーロ。
ドレスデンの町は まだまだ修復中の建物がありますものね。
読んでいただいているって コメント頂戴すると とっても書くはげみになります。
まだまだ、ドイツ おいしいもの紀行 続きますので
よろしくお願いしまーす。
投稿: さんこ | 2011年4月16日 (土) 17時41分